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『ニンフ・ラヴァーズ』宮地奈々/桃乃かおり

DMMにリンク 『ニンフ・ラヴァーズ 奈々&かおり』宮地奈々/桃乃かおり
(オーロラ・プロジェクト/ボス・キャット)2003年9月発売・葵刀樹監督

DMM
 最初にタイトルを見て妊婦物と勘違いした俺はダジャレAVに毒されている

レビュー

 大満足。最近では久々のヒットだ。
 基本的にはされるがまま状態の桃乃かおりと、誰に言われるでもなくかおりをマシンのように舐めて弄る宮地奈々、そしてもちろん無言のハメ撮り男優、という組み合わせで作品は進む。構図としては奈々×かおり女学院カップルを手中に収めた男(主人公)と仮定すればエロ漫画ばかり読んでいる自分には分かりやすいが、どうだろうか。
 女優二人はジャケ写を見ての通りのオーロラプロジェクト(→用語解説)らしい少女路線。オーロラ作品の中では二線級の女優とは言え、この二人が胸や股間をまろび出して横に並んでいるというだけで既にお得感はある。終始行なわれる女優同士のディープキスは好き嫌いがありそうな所だが、個人的には可愛いやらしくてOKだ。「レズは美しい!」というタモリの名言を送りたい。
 もちろんレズビデオでは無いので、前戯から二人がかりのフェラチオそして例によって電動マッサージ機と基本プロセスはきっちり消化している。本番に入ってからの展開も貝合わせ状態での正常位兼後背位〜奈々に後背位中にかおりがサポート〜かおりに背面騎乗位中に奈々がサポート〜二人並べて交互に正常位で終了と、二人いる割にはバリエーションに欠けるもののオーロラ式の長回しなのでボリュームは満点だ。
 中でも白眉はやはり二人並べての正常位シーンだろう。それまであえぎ声しか出さなかった女優二人が途中で監督の指示があったのかこのシーンでは饒舌に男優のモノを欲しがるあたり実にエロい。もちろん自分から欲しがるとはくだらない売女だ!という批判もあるだろうが、足を開いた少女二人が交互に「入れて」「抜かないで」とねだってくる状況はこれはこれでひとつのドリームランド。セリフのバリエーションもそれなりにあって機械的ではないし、極端にならない程度に淫語まじりのセリフはかなりのいやらしさだ。清純な二人がそれまでの責めで肉棒に屈したとエロゲー的解釈をしておけば完璧な興奮を得られるだろう。
 その後おまけ的にバスルームでの全裸フェラチオシーンも入っているが、よくあるシチュエーションとは言え二人いる相乗効果でいやらしさはこれもなかなか悪くない。

 全編通じてツインテールをほどかないのもいいこだわりだし、メインで責められるのが癒し系ルックスの宮地奈々ではなくややつり目で子供っぽい桃乃かおりの方というあたりもよく分かっている。冷静になって見るとさすがに女優のの質では単独ヒット作に及ばないが、見ていて冷静になるヒマが無いほどの正しい快作と言えるだろう。
(2004/05/01)

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