鈴木あすか(小澤はるか)主演作(2004)
『Prelude 鈴木あすか』2004年06月発売
『ニンフ・ラヴァーズ [第3章] 鈴木あすか&宮地奈々』2004年11月発売
『見世物小屋 鈴木あすか ファイナル』2004年12月発売
(オアシスアート/ボス・キャット)葵刀樹監督
DMM 『ニンフ・ラヴァーズ [第3章]』 『見世物小屋』 (『Prelude』は現在リストに無し)
色々と大人の事情が絡むようだが、とにかく引退したはずの小澤はるかが鈴木あすかと名を変えて帰ってきた! そしてまたどっか行った! そんな'04年の珍事3作をまとめて買ったのでレビュー。
『ニンフ・ラヴァーズ [第3章] 鈴木あすか&宮地奈々』2004年11月発売
『見世物小屋 鈴木あすか ファイナル』2004年12月発売
(オアシスアート/ボス・キャット)葵刀樹監督
DMM 『ニンフ・ラヴァーズ [第3章]』 『見世物小屋』 (『Prelude』は現在リストに無し)
レビュー
引退して1年程度のはずなのに、やけに顔立ちが変わって見えるのはなぜだろう。多分微妙に太ったからだが。ボディラインが全体的にふっくらしていて、その傾向が顕著に見られる。- 『Prelude 鈴木あすか』
肉付きが良くなった余波か、いい意味で目鼻立ちがくっきりして、小澤はるか時代とはかなりキャラが違って見える。やや大人っぽく見えると言えば言いすぎだろうか。
内容と言えばいつものオーロラプロジェクト式(→用語解説)。前半は制服を着たまま、後半は下着→全裸でそれぞれ前戯から最後までという流れ。非常に手堅くまとまっていて爆発力こそないが、買って損の無い1作だろう。
- 『ニンフ・ラヴァーズ [第3章] 鈴木あすか&宮地奈々』
この間、何があったのか肉付きが良くなりすぎている。アゴを引いた時に明白な肉の層(いわゆる二重顎)ができるのは問題だろう。
レズ+男1人の3Pこと別名男の夢を描いた『ニンフ・ラヴァーズ』シリーズだが、傑作だった第1作の面影はない。レズ物に慣れていない鈴木あすかがおとなし過ぎ、全体に見せ場に欠ける印象だ。特に男優が登場してからのバランスが悪く、最後まで1人ずつ順番のファック(片方はその間、もう1人の胸を揉んだりとサポート役)が続き、第1作にも見られた「2人並べて」式のシーンを期待すると肩透かしを喰らう。
後半は完全なレズ物にシフトし、パウダーを使ったマッサージやローターの責めになるのだが、いい加減旬を過ぎてしまった女優2人のレズプレイはやや辛い物がある。
- 『見世物小屋 鈴木あすか ファイナル』
見せ物小屋「のイメージ」であって、例によってストーリーは無い。
漆黒の壁と床しかない暗いセットの中、仮面を付けた男3人に全身を弄ばれるという趣向の作品で、かなりダークな印象。ダークなせいでまた顔が影になってよく見えないことが多いのだが。
ライティングの悪さで既に大きく魅力減となっている本作だが、あえて大きな魅力を挙げるなら眼鏡の1点に尽きるだろう。鈴木あすかの顔立ちに眼鏡はなかなか良く似合い、文系帰宅部(友達は少なめ)といった風情が漂う。しかし光源がスポットライトのせいで、眼鏡のフレームが顔に影を落としてますます顔の造作がよく分からなくなってしまっているのは残念。
後半は眼鏡を外してのプレイになるが、こちらはあまり特記する程の事はない。
『見世物小屋』をもって引退となる鈴木あすかだが、引き際としては丁度良かったのではないだろうか。これでまた名前を変えて再デビューしたら切なく笑う他ないが。
(2005/01/03)