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『真メイドバトルDPG』三上翔子/秋月杏奈

『真メイドバトルDPG』三上翔子/秋月杏奈
(エムデジタル/日本メディアサプライ株式会社)2004年07月発売

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あらすじ(ネタバレ)

 安直な洋館に住む親子。富豪の父親はメイド(三上翔子)とねんごろフェラチオ三昧(母親は心労で死去)、息子(主人公)は三浪メイドにネチネチいびられ、かつ復讐の機会をうかがうダメ男。メイドの翔子といえば分かりやすい程に性悪である。そこに新たに派遣された新人メイド(秋月杏奈)。役者は無駄に揃った
 翔子は親父担当なので息子のお付きになった杏奈だが……。

選択肢A:厳しく接するか優しく接するか
 厳しく接すると、選択肢Bへ。
 優しく接すると、実にものの数分でいい雰囲気になった2人はフェラチオ上等な仲に。この件に気付いた翔子は一旦は父親に報告するのだが、これを知って怒り出す親父を見てよく考えたら親父が杏奈に目移りした日には自分の立場が危ういんだったと気付いて態度を一変、今度は息子に取り入る。無論セックスで
 息子も息子で翔子を恨んでいたはずがフェラチオされてすっかりフヌケにじゃあ入れるかという所で杏奈が乱入、取り合いになるが、この際3Pで全員納得。その様を縛られて見せつけられる情けない親父以外は。
 HAPPY END随分タナボタだな主人公

選択肢B:手を付けるかオナニーさせるか
 さっそく手を付けると、じゃあ入れるかという所で親父と翔子に見つかりGAME OVER
 オナニーさせると、それまでかろうじて只の三浪ダメ男で済んでいた息子が突如変態性をあらわにしてネチネチと言葉責め。とりあえずパンティをいただく
 その後ドジっ子メイドの杏奈が皿を割ったかどで翔子にいびられているうちに、ノーパンな事がバレてしまうという事件が発生。お仕置きの必要ありと見た翔子は、ペニバンで杏奈を犯すのだった(なぜ?)。
 しかしこれを見ていたのが主人公である(助けろよ)。ここで選択肢C。

選択肢C:翔子を脅すか父親にチクるか
 脅す方を選ぶと、仮にも旦那の所持品に手を付けた形になる翔子はおとなしく言う事を聞く。そこで息子はさっそく放尿させるのだった。さすが変態ダメ男。ところがその場を父親に見つかりGAME OVER
 では父親にチクる方を選ぶと、息子など虫ケラ程度にしか思っていない親父に余裕で無視されてGAME OVER

 結局最初の選択肢で優しく接すれば幸せに、厳しくすれば不幸になるという恐ろしく単純な人生の分かれ道にこのゲームは支配されているらしい。

レビュー

 上記あらすじをよく読むと分かるかもしれないが、一見濡れ場が多いようでその実ファックシーンはハッピーエンドルートの3Pしか無い。フェラチオ止まりの寸止め無駄に多く、引っ張るだけ引っ張ってこれでは愚息も満足しまい
 まともに使えるのは件の3Pかレズレイプ、そしてオナニー要求シーンという事になるが、ハッキリ言って実用性ははなはだ疑問だ
 そもそもカメラワークが女優の顔をできるだけフレームアウトするような撮り方で、お話にならない企画女優ならともかく仮にも有名単体女優にして良い撮り方ではない。ましてオナニー要求シーンでは男優(バカ息子役)が不必要に熱演していて、要求だのミニインタビューだの半笑いの耳障りな声10秒間の沈黙すら許さないお前はラジオパーソナリティでもやっていろ。せっかく女優がイク時に「あああ〜あ、うわっ、すごい♪」とか声を被せるこの馬鹿は死んだらいいのに

 設定は悪くないのだが、監督と男優のひどさが台無しにした1本。
 気のせいかも知れないが、秋月杏奈ってこういう事多いよな
(2005/03/02)

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