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『凌辱病棟DPG』桃乃かおり/河合優奈

『凌辱アドベンチャーゲーム 凌辱病棟DPG 悪魔の手術室』桃乃かおり/河合優奈
(メディアアーツ)2003/09発売

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発売元オフィシャルサイト

早送りで見たあらすじ(ネタバレ)

 主人公「田中」は冴えない(本当に冴えない)研修医である。彼に好意を持つ看護婦「カオリ」(桃乃かおり)に必要以上に積極的な励ましを受け、厳しくも親身に指導する外科部長「神戸」の下で実習生活を送る日々。
 しかし神戸は女性に対し悪魔のような一面を持っていた。心の傷から幼児退行し何も疑問に思わない患者「ユウナ」(河合優奈)を、田中の目の前で平然と調教する神戸。ショックを受ける田中に、神戸は3Pを強要する。
(分岐A)ついて行けないと神戸の誘いを拒否した田中だったが、もはや病院に彼の居場所はなかった……。END
(分岐B)ユウナを抱いてしまった田中に、神戸はさらに今夜カオリを呼び出すよう命ずる。ためらいつつも要求に従う田中。何も知らないカオリが待ち合わせ場所の手術室に入ると、そこでは神戸らがユウナを弄んでいた。田中はカオリよりもユウナを選び、カオリも二人がセックスする目の前で神戸に犯される。ひと仕事終えた後、いい笑顔で分かり合う男たち。END
(分岐C)ユウナを抱いてしまった田中に、神戸はさらに今夜カオリを呼び出すよう命ずる。もはや限界と、カオリ・ユウナを連れて逃げ出す田中。二人にフェラチオしてもらってEND

レビュー

 DVDPGとは名ばかりで、実質分岐点は2つメインルート以外はファックシーンも無いというだけで、どれだけ適当に作られたか分かるだろう。
 一応ヤる事はヤっていてクライマックスの4Pは「好きだった男が別の女とする横で犯されるヒロイン」とかなり良質のシチュエーションなのだが、肝心のヒロインがアンパンマンのような顔ではどうしようもない。ましてもう一人のヒロインに至ってはコギャル顔という前世紀に否定された顔で、第一この顔では幼児退行されても
 導入部のドラマシーンは演出が全てにおいて過剰で、普通のドラマなら1秒で済む場面にたっぷり10秒はかける長回しのカット割り、「がんばって下さいネ★」と言って腰にまたがってディープキスする清純派のヒロイン、「裏の顔」のつもりなのか未知の力に目覚めた顔をする外科部長、手術台で爆発的な痙攣を起こす患者等々、もはや絶望を通り越して一種の感動を覚える
 前述の通りクライマックスシーンはシチュエーションも撮り方も悪くないので、桃乃かおりの顔が好み、あるいは「ロリ系演技をする河合優奈」という多分他では絶対に見られないシチュエーションに価値を見出せるならあるいは良作に化けるかも知れない。俺には無理だ
(2004/03/13)

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