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『いいなりロリナース』秋山かすみ

DMMにリンク 『いいなりロリナース』秋山かすみ
(BABYLON/アリスJAPAN)2005年01月発売・坂本優二監督

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あらすじ(ネタバレ)

 「何をグズグズしている。早く裸になりなさい」 深夜の診察室で院長にナース服を脱ぐよう強要されるかすみ。
「まったく、薬の配分量を間違えるなんて……。君は危うく人を殺しそうになったんだぞ」「でも私、先生の言う通りにしました」 お前のせいか
 かすみの至極もっともな突っ込み聞き流した院長は、あくまでもかすみのせいという方針で押し通して全裸(ナースキャップは装備)にさせる。
 とりあえず乳首を甘いじめして満足したのか解放されるかすみだったが、これは序章に過ぎなかった……!

 次の夜、かすみは診察台に縛られファックされてしまう。1日間を空けた理由はさっぱり分からないが
 そして、さらに次の夜。院長はかすみを慕っていた患者2人を診察室に招待する。この院長は1日間を空けないと何もできない体質か何かなのか。
 院長はかすみに言う。「君は色々な経験を積まなければいけない。様々な体験をして、初めて理想のナースになるのです」 言葉の意味は分からないがとにかく凄い自信だ。そして患者2人に院長は言う。「かすみ君に触ってはいけません。顔にザーメンをかけるのです」 お前何がしたいんだ
 ご満悦の院長だったが、さらに院長は新たな試練をかすみに与える。かすみが行かされた病棟、そこには不治の病で余命いくばくもない男性患者がいた。院長は彼の最期の女性としてかすみをあてがったのだ。え、まさかいい話にしようとしてる? ここで流れ出す感動的なピアノのBGM。おいおい!
 いい話だけあって懸命に奉仕するかすみ。事が終わって、感動的なピアノがまた流れ出したと思ったら患者が驚きの言葉を口にする。「院長から伝えてくれと頼まれました。あの医療ミスは、院長がわざとした事なんですよ」 まあそれは分かっているが、その理由が感動BGMと共に語られる。
「なぜか分かりますか? ……院長はあなたに天使の仕事をしてほしかったんですよ」 その天使の仕事というのは、今のデリヘル行為の事なのか? 第一そんな事のために投薬ミスで患者が1人死にかけているのだが。

 病室を出るかすみに無言でかっこよく微笑む院長。かすみもかすみで何か大切な物を見つけたような顔してやがるし

レビュー

 ビックリするようなストーリーだが、60分で一通りのエロシーンはこなしているので、とりあえず良し
 秋山かすみの恐ろしく毒気のない顔立ちとナース服はなかなかマッチしていて当たり役。ロリナースという冷静に考えると何だか分からないものに萌えられるならいい素材と言えるだろう。惜しむらくは、本当にタイトル通りに院長の言いなりでほとんど嫌がるそぶりすら見えない所だろうか。
 一番嫌がっている患者ぶっかけ大会のシーンですら顔をしかめて視線をそらす程度。冒頭のストリップシーンは嫌そうな顔をするのみで、最初のファックは本当にただ黙ってやられるだけだ。もちろんラストの感動シーンけなげにヤル気だしな。
 しかし実際に一番使えるシーンもここで、主観視点で騎乗位で奮闘するカット(しかも長め)は清純派顔のナースがここまでするという良いファンタジーそこまでのストーリー展開を無視すれば大いに実用に足る1シーンと言えるだろう。

 ちなみにDVD特典としてマルチアングルのファックシーンが1つ追加されているのだが、これは本編と無関係に女優や男優がハンディカメラを持ってただやってるだけおもむきに欠ける
 ハンディカメラの映像は無駄にアップすぎてブレもひどいし、かと言って引きの映像ではカメラを回しながらファックする男女(片方はナース)という意味の分からないシチュエーション。もしかすると恐ろしくピンポイントなマニア向けの映像なのかもしれないが。

(※本レビューはレンタル版を基にしている)
(2005/02/18)

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