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『EDEN III』フォレスター

Amazonにリンク 『EDEN III』
(フォレスター)2000年06月発売

Amazon(絶版のためDVD-PG版にリンク)

ストーリー(ネタバレ)

 今回はさすがに崩壊する遺跡から逃げ切れたいつもの面々。無事に月基地に着いた彼女達だったが、宇宙船には例の触手生物例の触手人間グレンも潜んでいた!
 今度は月基地を舞台に、いつもの襲ったり殺されたりをやっぱり繰り返す触手。ちなみに今回の新キャラはメガネタバコ女司令シルビア。そばかす真面目貧乳ドジッ子のシーナ。二枚目バカ男のアッシュ。例によってシルビアとシーナが触手で犯されたりそれを見つけたアッシュが殺したりするが、例によってストーリーの本筋とは関係ない
 その行動原理はいまだに良く分からないが、とにかく犯しては逃げを繰り返す触手生物。さすがに気付いて追う軍人連中。そして前回意味ありげな地底湖に落ちて意識不明のままのエレン。
 目を覚ましたエレンだが、明らかに操られている目で基地の一点を目指し歩いていく。一方触手生物とそれを追う軍人達も同じ場所へ。その時、エレンの体から例の地底湖の水とおぼしきものが湧いて出て、触手生物と合体。空中に浮かぶ水の塊かなにかになった触手生物は、「この星は汚れたお前達にこそ相応しい」とさんざレイプしまくった直後とは思えないセリフを吐いて宇宙の何処かに飛んでいきました。完。
 驚くほど意味が分かりません。
 ……あ、グレン? あいつならなんか知らないけど地球征服しに行ったよ。

レビュー

 前作でキャラを5人増やしてすでにあっぷあっぷ、いやむしろ溺れていたのに、今回はさらに3人増やすと言う暴挙に出たシリーズ完結編。前々回の謎の遺跡や触手生物の存在、前回の謎の地底湖といった底の浅い謎になんらかの回答がなされることもなく、かえって意味不明の電波な終わり方で見事に完結した。
 EDENシリーズはこういう物だと前二作で分かっているのでいまさら文句は言うまい
 今作もアクの強いモデリングは健在で残念だが、エロ方面では意外に充実が図られている。
 まず女性クルーを襲っても殺されない場合が増えた。これがどういう事かと言うと、射精できるという事だ。気がつくと本番が始まっているパターンこそ今まで通りだが、やるだけやって逃げるという要素が増えただけでもかなりの進歩と言えるだろう。
 もう1点は、視点変更という機能が加わった事。リアルタイムポリゴンではないので自由に動かせるわけではないが、数パターンのカメラアングル切り替えが出来るようになっている。単純に言えばムービーの量が増えていると言う訳で、これも朗報だ。ただし、顔がまったく隠れていて意味あるのかどうか疑問なアングルがあったり、時々触手生物がどこの企画物AVかと思うようなアクロバティックな体位を披露するのは興ざめだが。
 シーン数も増えた事であるし、快作とは言えないもののまあ標準レベルはクリアした手堅い一本とは言えるのではないだろうか。ストーリー関係はもうあきらめるとして

エロ見所

 なぜかやたらとアバズレメガネ司令官の触手陵辱シーンが多いので、そういう趣味の人にはたまらないかも知れない。この変態野郎め
 その他各キャラそれぞれ、特にシーナとエレンには大量に触手シーンが用意されているので、一応最低限のニーズは満たしている。ただし、シチュエーション的な面では本当にただ触手が犯すばかりでまったく充実しておらず、そういった意味ではつくづく初代EDENは偉大だったと言えるだろう。
(2002/01/04)

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