サラ・オピウム導入記(2)
前回の続き。レビュー
前回の改造では、わずかに空気漏れがあったらしく入れようとしているそばから顔がしぼんでいくという最悪な結果を迎えてしまった。改めて後ろの穴を念入りに塞ぐ。前回は完璧に塞いだと思っていたが、どうやら膨らませる過程でテープを貼った部分の形状が変わり、そこから穴が開いたようだ。今度は十分に空気を入れた状態で、空気が漏れないうちに手早く目張りをする。
これでほぼ満足に使えるようになった(厳密にはまだごく僅かに空気漏れはあるようで常にパンパンに張ってはいないのだが、実用上は無視できるレベル)。そこで早速、実行に移してみよう。
まずピローの見た目だが、表情がついているだけあってなかなかエロい。個人的には涙や汗も描いてほしい所だが、これは個人差があるだろうか。平面に描かれた絵に立体的な角度がついているので、見る方向によっては不自然に見えるが、実際の使用上は正面のアングルしか使わないから問題はないだろう。
売りの一つである胸の膨らみは、単なる嘘と思った方が良い。造形上の努力の跡は見られるが、横から見ればごくかすかに膨らんで見えるかもしれないといったレベルで、過度な期待は禁物。しかし胸だけ別パーツになっている分、平坦な一体成形と比べればここに胸があると感触で理解しやすいのは確かだ。個人的にはあって良いギミックだと思える。
感触と言えばホール部分もそうで、大抵のホールが女性器を模した形状をしているおかげで、ローションをホールになじませる過程は指戯気分でなかなか楽しめる。もちろん脳内補完はフル回転だ。
空気圧でホール穴が締め付けられることは無いようだ。使用感はホール単体で使う場合と大差ない。しかしここが最大の問題なのだが、改造でホール角度を自由にしたものの、今度はホールの自重に引っぱられて角度が自由にならない。簡単に言えば床にピローを置けばホールにも常に床に垂直な力が加わると言う事だ。ホール自身の重量分の力が常にマイサンにかかったり、抜き差しの度に角度がリセットされかけたりと、実は改造したからといって問題は解決しきってはいない。もちろん改造しないよりは遥かにマシではあるが。
結論を言えば、角度や重力などピローに気を遣いながらの使用はあまり楽しい物ではない。ただ気持ちいいだけの2次元美少女とのやりまくりを想像していると肩すかしを食うだろう。いやそれ俺だ。ある程度の面倒くささを覚悟してもなお肉体的な2次元とのつながりを求めているなら買いかもしれない。
個人的にはもう使う事は無いと思っているが、授業料としてはそこそこの値段だろうか。箱絵がエロかったし。
(2004/03/09)