『放課後美少女H はるか Part1〜4』小澤はるか
『放課後美少女H はるか Part.1』2002年11月発売
『放課後美少女H はるか Part.2』2002年11月発売
『放課後美少女H はるか Part.3 ON THE BED』2003年02月発売
『放課後美少女H はるか Part.4 FINAL 拘束性交』2003年02月発売
すべて小澤春香(はるか)
(オーロラプロジェクト/ボス・キャット)葵刀樹監督
DMM『Part.4』『Part.1 & 2』 『Part.3 & 4』
※現在オリジナル版は『4』以外絶版のため再編集版にリンク
小澤はるか主演作をコンプリートしたので4作まとめて。『放課後美少女H はるか Part.2』2002年11月発売
『放課後美少女H はるか Part.3 ON THE BED』2003年02月発売
『放課後美少女H はるか Part.4 FINAL 拘束性交』2003年02月発売
すべて小澤春香(はるか)
(オーロラプロジェクト/ボス・キャット)葵刀樹監督
DMM『Part.4』『Part.1 & 2』 『Part.3 & 4』
※現在オリジナル版は『4』以外絶版のため再編集版にリンク
レビュー
2002年末に彗星のように現われ、翌年2月には引退した伝説の女優。その後別名義で再デビューしているが、そこは流せ。パッケージを見ても分かる通り、言い逃れできないほど犯罪的な匂いが漂うロリータフェイスが彼女の全てと言って過言ではないだろう。こうなるとそこそこ豊かな胸も逆に魅力減と考える向きもあろうが、全体にふっくらした体つきなので違和感は意外にない。声もアニメ声優的なわざとらしさがない説得力あるロリ声をしているのはさすがと思わせる。
全作品中、インタビュー的な笑顔を見せる場面が絶無なこともあって、微妙に怯えたような顔つきがデフォルトなのは監督の指示か。正しい判断と言うべきだろう。
この時期のオーロラプロジェクト(→用語解説)作品といえばパッケージ写真の修正で悪名高いが、彼女に関して言えば素材が良かったのか作中もパッケージクオリティを維持している。葵刀樹監督も良く分かっているようで、メイクや髪形も必要以上にいじらず素な少女っぽさをうまく引き出している。もちろん全編が徹底した長回しの無言ハメ撮りというのは言うまでもない。
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『放課後美少女H はるか Part.1』
第1作という事もあってか、他作と比べると特徴に欠け地味な印象が強い。
徹底した前戯から正常位、後背位、座位と一通りの事はやっているのだが、それは他作品でも同じ事。この作品が一番スタンダード的ではあるのだが。
メインは制服を着たままなので、制服フェチ向けと言えるだろうか。着たまま時には彼女のひとつの魅力である胸が隠れてしまうのは残念だ。
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『放課後美少女H はるか Part.2』
『Part.1』と同時に発売された作品だが、こちらは打って変わって実験的色合いが強い。
原生林ロケでの青姦風シーンはカメラワークが荒い上に体位バリエーションも少なく失敗感が強いのだが、続くホテル内体操服ファックはシチュエーションの意味不明さはさておき、色々とパターンを変えて実験しつつ抜き所を多く抑えた良シーンと言える。
ブルマを脱がさないまま横から入れるのは正しいこだわりだ。その後、ブルマに鋏で穴を開けてやってみるのはさすがにどうかと思ったが、これもまた一つのこだわりだろう。結局その後すぐに脱ぐが。
特筆すべきは淫語シーンが要所要所に登場する事で、この顔立ちで喘ぎながら途切れ途切れに「もっと××××突いて」だの「はるかの××××見て」だの切なそうに言わされるのは強力だ。男優の声はあくまでも可聴範囲ギリギリの小声なのでほとんど印象に残らないのも素晴らしい。
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『放課後美少女H はるか Part.3 ON THE BED』
実験しすぎて失敗した感があるのがこちら。
とにかくライティングが大雑把すぎ、顔が見えないほどコントラストが強かったり逆光だったりは当たり前という強烈な映像が全編続く。
対をなす『Part.4』と対照的に明るいハートフルな映像にしたかったのだろうが、監督は基本的にこういう事に向いていないのでおおむね台無しという形で終わっているのは残念と言うしかない。
しかしこの異常なハイコントラストが女優の肉体をより立体的に見せているのも事実で、顔立ちと対照的に熟れた胸や尻は魅力的に映っている。
特に騎乗位を尻側から撮った映像(顔はカメラ目線を維持しようとするので安心だ)は監督の意図かどうかはともかくなかなか淫靡で、本作をそれなりに使える物にしている。
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『放課後美少女H はるか Part.4 FINAL 拘束性交』
最終作が拘束物とはいかにも後味が悪い気がするが、これが中々の良作。この4本中お勧めを挙げるとすれば『Part.2』かこの『Part.4』だろう。
基本的に拘束しただけであとはいつも通り、しかも途中で平気で拘束が外れたりとあまりにゆるい責めなのだが、ソフトレイプ派の当サイトでは丁度いいさじ加減でもある。
特にパッケージ写真の拘束椅子に縛りつけたまま徹底的に前戯で嬲り尽くし、「入れて」と懇願させる(例によって男優の声はほぼミュート状態だから大丈夫だ)のはエロ小説的なストーリー性を感じさせる名シーンだ。
その後も様々なカメラワーク(と言うより固定したまま数分撮り続けるので「カメラ位置」と言うべきか)で体位や器具を変えつつバリエーション豊かに女優を見せ、実用性は非常に高いと言えるだろう。
作品ごとのレビューでも挙げたが、このサイトでのお勧めを挙げるとなら女優をいやらしく辱めている『Part.2』か『Part.4』。無難な所では間違いなく『Part.1』だが、無難すぎて女優の良さを100%引き出しきれていないのが難しい所だ。
ただ一つはっきり言える事として、『Part.3』は飛び道具なので少なくとも最初に買うべき作品ではないとは言っておこう。
(2005/01/01)